どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師の将来性】仕事に飽きるか飽きないかはその人次第

はい。太郎です。

 

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薬剤師の仕事はずっとやっていると、飽きてくるという側面があります。それは半分事実かもしれません。多くの方がそう言ってはいます。私もそれは思いますが、結局はその人次第だとも思います。

 

薬剤師の業務は調剤 監査 投薬 の主な3つのルーチンワークですが、その3つとも熟練していくと、飽きは発生するでしょう。

 

特に中小の薬局は、異動などはありません。ほぼ固定で同じ店舗に配属になります。熟練者なら、ほぼ3ヶ月程度で全てマスターするでしょう。私のような初心者薬剤師ですら、1年で大枠は分かる感じですから、他の方はもっと早めに分かるでしょう。

 

大手であれば、ある一定期間の間で転勤があるので、飽きがこないように工夫されています。さらに年功序列を敷いているのがほとんどなので、出世することを目標に続けられるというのもあります。そして1つ上のランクに出世すれば、次のランクが見えるように設定してある。その引き上げ方がうまい組織が、大手チェーンとして発展していきました。

私は、中堅、大手のチェーンを見てきましたが、かなり縦社会の文化です。上司に可愛がられ勝ちみたいな属人的な評価がほとんどです。まあ端的に言うと、社内政治です。社内政治がうまい人は出世します。出世があれば、会社人生は面白いのではないでしょうか。飽きが来ないでまっとう出来そうです。

 

もう一つ、飽きずに仕事をするポイントとしては、薬剤師という職人として磨き続けるのに楽しみを見いだせるかどうかです。

薬はやればやるだけ奥が深いので、課題を見つけて日々研鑽すれば、薬剤師の仕事にとことん面白みを感じて追求できます。専門職の側面がありますので、ひたすらスキルを身につける仕事人生も選べます。

 

そして、この道の面白いところは、かなり薬剤師として超人的にスキルを身につけると、情報発信者や、講演などに声がかかるようになるでしょう。

 

これはどの専門職でもそうだと思います。超人的なスキルには、人が集まりますから、必然的に講演や本執筆に声がかかるでしょう。

 

ただ、この道は、

ベテラン薬剤師としての薬を知っている程度ではダメです。その程度であれば、大手調剤チェーンの教育係としてゴロゴロいますからダメなのです。大手調剤チェーンが外注したくなるレベルの超人的スキルという点がポイントでしょう。超人的スキルになってこそ、人は集まるのです。

 

結果として、

薬剤師として仕事を楽しく続けるには、職人としていきるか、経営側に回ったり出世していくか。おそらくどちらかでしょう。どちらも長所短所ありますが、やるならどちらかです。どちらも中途半端だとルーチンになり飽きてしまうのです。