どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【どん底から光】薬剤師の道のり 中途入社編

はい。太郎です。

 

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今回は薬剤師の歩む道のりについて述べたいです。まず、中途で入るとやはり厳しいです。ほぼ何も知らずに入るし、新卒に比べて何も教えてくれない確率がかなり高いです。自分で基本的に道を切り開かなければなりません。

 

中途1年目

薬の知識もほとんどないし、調剤の仕方も全く知りません。学生の実習でやったのではないかと思われますが、そんなものはほぼ通用しません。受け入れ先はできるものだと思い、全くのできなさに愕然とされます。そして、できないやつという、烙印を高確率で押されることとなります。ここを脱出するには、転勤で抜け出すか、なんかやらかして抜け出すしかありません。毎日勉強しても、それを仕事に還元するのに追いつきません。毎日慣れない仕事で疲れてぐったりになります。

 

求められている仕事としては、薬学的な知識よりも、作業をまず求められます。作業ができなければ、仕事が回らないからです。知識はあったほうがよりよいですが、間違いなく渡せば最低限問題はありません。難しいものは、先輩や上司に任せればよいのです。

ちなみに私は知識のなさで、門前の病院にばれて、転勤となりました。そのような転勤を繰り返すと、会社内では詰みます。

 

2年目

作業はだいたいわかってきて、医療保険の点数や、薬の知識、指導方法を徐々につけていきます。毎日勉強していれば、それを還元できるレベルまで持ってくるようになれるでしょう。精神的や肉体的な負担も減っていきます。

あとは人間関係の改善するかどうかで、ストレス具合が変わります。2年目でもまだまだわからないことがたくさんあり、怒られる場合もあります。目をつけられないように、成長していくようにすることが大事です。

在宅医療、介護関係の知識もついていくようになります。

 

3年目

ここまでいけば、なんとなく概要は掴めているでしょう。知識を引き続きつけて、より深い服薬指導を極めていくことになります。自分のキャリアを考えるようにもなります。早いひとは、多人数店舗の管理薬剤師も任される可能性もあります。管理薬剤師になると、バイトができないので、要注意です。

勉強会なども行く機会が増えます。勉強会に行くことで、本やインターネットでは得られない臨床情報なども得られるようになります。

 

4年目

この頃になると、バイトで他の薬局に行っても、基本的な事はだいたいできているようになっています。バイト先で新しい知識を会得したり、後輩に指導するチャンスも得ることができます、

 

総括として、薬局勤務は、よほどのことがない限り、割とスムーズにキャリアを積めますが、最初の時につまづかない事が重要です。また4.5年経てば、キャリアが頭打ちになってくるので、その辺で自分の方向性を再度確認する必要があります。早熟タイプなのです。