【薬剤師の生き方】自分を客観的に評価していこう
はい、太郎です。
今回は薬剤師の仕事である程度安定してきたあとのお話です。薬剤師は自分のスキルの棚卸しを常にして、収入やキャリアを自分で切り開いていかなければなりません。
薬剤師の知識のスキルで言えば、どの科目がどれくらいのレベルでできているかなどを、おおまかにチェックするとよいでしょう。
収入に関しては、今よりよい待遇のところに移籍するのか。本や講演などの知識を披露する方向へいくのか、独立するのか。いろいろあると思います。それぞれの道ではメリットデメリットはもちろんあります。
今回はそれを端的に述べていきます。
移籍するということは、ベースの給与があがりますが、そこの風土に合っていなければ終わりということです。前の職場のほうが良かったということもあり得ます。プロ野球選手のように、そこでの土壌もあるので、そこに柔軟性を持たなければなりません。
2つ目の講演や本、ブログに精を出すというものがありますが、一見良さげに見えますが、お金に変わるのが何十年と時間がかかるかもしれません。リスクは低いので敷居は低いです。
最後に独立ですが、これはまさしくリスクが高いです。最初に計算しても上手くいくかわかりません。蓋を開けてみなければどうなるのか想像がつかないのです。
以上が収入面ですが、もう一つキャリア面があります。
いまは薬剤師をコツコツやっているけど、幅を広げて違う職種に挑戦するのか。それともいまの薬剤師をもっと磨くのか。などあります。
私は前者のようなキャリアの幅広げに挑戦しましたが、これは違うスポーツをやるようなもので、プロ野球の人がいきなりプロサッカーにはなれないのと同じで、いきなり初心者になります。
人生の長さを考えた時に、1つの職種に絞ったほうがより豊かに活躍できるかなと思います。経験にはなり、面白い人生の糧にはなるでしょう。ただ、それを仕事に持ってくるのはどうかということです。
薬剤師を極める方法は、単純かつかなり安定して先もあります。これはほぼデメリットはありません。専門性を極めれば、横も必然に広がっていくからです。
ただ、1点気をつけるのは、やはり同じ業界しか知らないことです。他の業界もそうかもしれませんが、そこ固有の常識というものがあります。その中では良いかもしれませんが、外に出たら知らぬまに恥を掻くでしょう。