【薬剤師の実態】知ってることより役立つことを話す
はい、太郎です。
今回は服薬指導に関してです。薬剤師をやっていると、常に勉強をし続けますが、その中で知っていることを話そうとしたがります。
その思考でいくと、患者さんにとってはあまり欲しくない情報も得ることもあります。もちろん、医療的に確実に伝えないといけないこともあるでしょう。
その間のバランスをとりながら、患者さんの満足度を高めていくことが大事です。
間違ってもやってはいけないことは、知っていることを押し付けることです。自分がこの知識を知っているからといって、それを無理やり押し付けるのはよくありません。
多くの知識と知恵が頭に詰まっている状態で、それを適切に引き出せるのが理想です。そして、患者さんが何を求めているかも注力して聞かなければなりません。
それを的確に答えられるのが素晴らしい薬剤師と言えるでしょう。素早く的確に答えられるとそれだけ信用もあがることができるので、より詳しい患者さんの情報を得ることができます。
なので、結論としては患者さんの欲しい情報を的確に答えられることが重要です。それで築いた信頼関係の上で、医療上話さなければならないことを話せば、より患者さんに伝わるでしょう。
その流れが理想ですが、なかなかそのようにはいきません。時間がないときは、必要事項を話して終わりということもあるでしょう。
時間がある場合は、まず信頼関係を築くことが先決になります。