【薬剤師の業務】治療方針の助言はグレーかも
はい、太郎です。
今回は薬剤師の業務についてお話します。治療方針の説明ですが、これは本来医師の役割です。
ですが、医師は患者さんに説明していないときもままあります。なので、どういうことをこれからされるか分からずに、来局される患者さんも多いです。
ここで気をつけないといけないのは、治療に関しての流れは、全て医師の指示通りが原則なのです。なので、下手に薬剤師が横槍を入れることはよほどでない限りできません。
それでも患者さんはどうしても治療方針を教えて欲しいと引き下がる方がいらっしゃいます。それならば、医師に直接言えばよいのにと思いますが、患者さんとしては医師には言いづらいので薬局に言うのです。
薬局は下手に治療に関して口を挟むと、後でトラブルになりかねません。患者さんの口が固いとは限らないからです。
あとは、医師との信頼関係にもよります。薬剤師が間違っても修復できる仲ならばよいですが、そうでない場合は下手なことをすると、薬局自体もトラブルを抱えてしまいます。処方の権利を持っているのは医師なので、経営的に背くことが出にくいのです。
なので、よほど仲の良かったり、親族の方とかでなければ、医師の治療方針には口を挟まないほうが良いでしょう。治療方針を知っていたとしてもです。
患者さんは病院と合わなければ、簡単にとんずらすることができますが、薬剤師は働いているので、リスクを犯して詳しい事情は患者さんには話さないでしょう。
お金をもらってるのに、治療方針を話さず、詳しいことを話さないのはおかしいと思うかもしれませんが、それが医療の現実かもしれません。
お客は患者ではなく、お医者さんであるからです。