【薬学生】薬学部のキャンパスライフとは
こんにちは、太郎です。
はい。今回は薬剤師になる前の薬学生活について述べていこうと思います。
薬学部はもう広く知れ渡りましたが6年制です。以前は4年制でしたが、6年制へとなりました。私も6年制です。
6年制ではどのような教育カリキュラムになって、どのような大学生活を送っているかを述べていきたいと思います。
まず1年生。この歳が1番遊べるでしょう。まず授業も2.3年生に比べたら、少ないです。高校生の時、勉強や部活をやっていた方は、思いっきり遊ぶ方が多いです。
私も全体学年通してみると、1年生が1番遊びに費やしていたと思います。バイトもしていた方も多かったと思います。
しかしながら、地方都市出身の方は遊び方が分からず戸惑うことでしょう。だいたいは、大学にあるサークルに入るのではないでしょうか。そして、飲み会などに出て、騒ぐみたいな感じでしょう。
この辺は他の大学も似たような雰囲気だと思います。
薬学部ではない他の方からのイメージで、ずっと勉強して大変と言われますが、全て勉強の時期というわけでなく、オフ期みたいなゆるやかな時もあります。
そして1年生を超えて2年生。ここから一気に忙しくなります。毎日基礎薬学の講義。そして午後は実験。私は有機化学が好きでそればっかりやっていましたが、他の科目が赤点になってしまいました。1つ1つが勉強していないと、ついていけないくらい重いものになります。好きな科目があれば、すんなり頭に入るでしょう。
そしてさらに午後は実験があります。これで夜までやるので、朝から晩まで勉強と実験漬けの年次になります。
この流れが3年生になっても続きます。他の学部の方は、もう就活だのなんだのですが、薬学部だと、まだ勉強が盛りだくさんで始まったばかりなのです。もちろん実験も盛りだくさんあります。
そして4年生。4年生になると比較的緩くなります。5年生に上がるまでの薬学部共通の試験があるので、その自学期間を設けるためです。でも実際は多くの方がここで大学生活を謳歌しているかもしれません。5年生にあがるまでの共通テストは比較的簡単であり、落ちる人をほぼみません。皆ここは突破します。
5年生は、病院と薬局の実務実習が 始まります。だいたい半年弱やります。この頃になっていくと、周りも大人になっていき、大学ライフを楽しむというより、もう大人として歩んでいこうという雰囲気になります。
実習と同時に研究室に配属されます。その合間を縫って就活をするというイメージです。製薬メーカー等入るなら、しっかりとした就活が必要ですが、薬局やドラックストアであれば、就活対策はほぼ要りません。まず薬剤師国家試験に受からないと採用にならないので、企業も多めにとるからです。また、もう一つは、女性のキャリア離脱問題。3.4年勤めれば、結婚などで仕事から離れる可能性があるので、さらに薬剤師不足がおきるからです。
そのような3つのイベントにより5年生はほぼ終えます。休みはあまりないですね。研究室に配属になると休みはあまりなくなります。
そして最後は6年生
研究室の配属も終わり、ついに国家試験の勉強に移ります。自由時間はかなりありますが、毎日計画的に勉強しないと、国家試験で普通に落ちます。遊ぶ人は、8月くらいまでは遊ぶでしょう。秋からは本当に1日中勉強です。
私は最後の冬の1月くらいの模試で、200くらいしか取れなかったので、本当に焦りましたね。225で合格なのですが、あと1ヶ月しかありません。バイトも入れていないので、お金もないので、厳しい戦いでした。
2月は、起きてすぐにマクドナルドに行って、100円コーヒーを頼み、夜の11時までいましたね。あのときは狂気でした。学校にもいかず、家とマクドナルドの往復の1ヶ月でしたね。
それでなんとか合格しましたが、、
そして晴れて合格すると、3月の1ヶ月間の社会人までの繋ぎがあるので、最後遊んで、大学生活は終わりという感じです。
いかがでしょうか。
結構6年制は長いです。ですが、人生を大きく変えることがたくさんありました。勉強がそこまで嫌いでなければ、おススメできる学部でしょう。