どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【フリーランス】生活指導薬剤師

こんばんは。太郎です。

 

 

f:id:cometarohpharma:20190706221818j:image

 

 

今回はタイトルの通り生活指導薬剤師について、話していきたいと思います。この生活指導薬剤師というのは、造語です。資格でもなんでもないです。一介の薬剤師です。

 

ただ、一介の薬剤師の中には本当に一線を画する薬剤師がいまして、それが、この生活指導薬剤師という存在です。

 

その名の通りに生活指導をしていく薬剤師なのですが、中々それが普通の薬剤師には出来ない。薬剤師は一応薬のプロフェッショナルとして薬を指導するのですが、それだけでは最終的に患者さんの役に立たないことがあります。

 

薬の作用と副作用は述べることができても、それが患者さんの中でどう生活に影響を及ぼしたりすることは、並の薬剤師では指導できないでしょう。

 

なぜなら、まず患者さんがどういう生活をしているか把握しないといけないし、もし分かったとしても信頼関係がなければそこまで入り込んで話しません。患者さんも一回話しただけではそこまで詳しく話さないのがほとんどです。

 

もしそこまで入り込んで話してくれたとしても、生活指導が的確でないとダメなわけです。2重3重の壁を超えてやっとたどり着ける境地なのです。

 

患者さんによっても、十人十色の生活を送っているので、その都度的確な最適解を述べないといけません。そこも難しいところでもあります。

 

生活の中で例えば睡眠だけ詳しくて、他はあまり知らないとなると、もう生活指導として成り立たなくなります。薬の場合は、睡眠薬が出れば睡眠の事だけを述べればよいですが、生活指導となると、食事や風呂の事なども知っておかなければなりません。すぐに身につくものでもないのです。

 

経験則もありますし、患者さんによっても言い方を変えないと響かないかもしれません。

 

薬剤師は非常に奥が深い職種ですし、実力もピンキリです。

 

生活指導ができる薬剤師は、確実に薬剤師に指導できる薬剤師であり、もちろんフリーランスとしても何をしても生きていける薬剤師でしょう。

 

まあそこまでのめり込んでやってる薬剤師は、もはや生きていくとかの次元ではなく、薬剤師が本当に好きだし、どうやったら患者さんが幸せになるか考えて働いている薬剤師でしょう。