どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師の実態】派遣薬剤師の実態とは

はい、太郎です。

 

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今回も薬剤師の実態を話していきます。薬剤師の中では皆気になる派遣薬剤師。私も稀ですが行く時もあります。

 

派遣先は、人がどうしても足りないところで、荒れている店舗が多いです。まず、正社員が1人しかおらず、他は全て派遣。正社員も問題の店舗に来たばかりでよくわからず。という具合です。

 

そして、仕事当日。何も知らずに入っても、誰にも出迎えられることなく仕事が始まります。何も教わることはありません。薬局内の人間関係は凄くギスギスしています。

何も教えてもらえないのはまだ良いのですが、怒られたりもします。初日から怒る職場は大抵ブラックです。それに怒った人は、短期の派遣です。同じ短期の派遣なんだから偉そうに怒るなということです。

 

 

少し医療事務の方と話したのですが、正社員が1年ももたない危険な職場みたいです。辞めていくか病気になるかで消えるのだそうです。私は1日だけ入りましたが、とてもでないけど続けられそうにありません。

 

なぜこのような事になっているか。これは、1日しか入っていない予想ですが、まず派遣薬剤師という給与の高さです。時給3500円から4000円で契約しているとすると、フルタイムで働けば年収800くらいにはなります。薬剤師正社員よりも待遇はよいです。しかしながら、誰か正社員や他の契約社員が入ると、高給な派遣薬剤師のクビが切られるかもわからないのです。

 

よって、その初日から怒るような派遣薬剤師はわざと嫌な雰囲気にしているだろうと。そんな気配さえ漂います。不安定な職場であった方が、派遣薬剤師は生きるのでそこに漬け込んでいるのだろうと。門前の薬局で、病院との取り決めで勝手には閉められないでしょう。

 

その怒鳴る派遣薬剤師は、プロなのかもしれません。正社員として生き残るのではなく、不安定な薬局に住み着く高額な薬剤師。経営者もクビを切りたいけど、店舗の主になりつつあって切れないのです。かと言って店を任せると今度はバックレるかもしれません。

 

なかなか経営者としては正社員で固定したいものでしょう。

今回紹介した薬局は極端ですが、少なからず派遣薬剤師にはそのような実態はあるでしょう。少しでも契約を伸ばそうとあらゆる手を講じてくるのです。