【薬剤師の実態】患者さんと医師と薬剤師の関係
はい、太郎です。
今回は患者さんと医師と薬剤師の力関係について話していきます。
基本的にこの業界のいびつなところは、お金を払う患者側が下手に出やすいという少し変わった業界です。
地域によっては、医師との権力が大きすぎて、患者さんの出入り禁止などあります。普通よラーメン屋などでしたら、出入り禁止になっても、はい行きません。さようなら〜で済みますが、病院の場合だと死活問題になるので、さようなら〜とはできないこともあるのです。
都会の地域ならば、地方のクリニックよりも、まだ権力は薄れています。周りを見渡せばクリニックが多いし、薬局も一つの病院に依存しない経営ができやすいので、権力集中が起きにくいのです。
ですが、基本的には医師が頂点にいることは変わりありません。医師が処方箋を切らなければ薬局を経営することができないからです。また患者さんも自分の命を握っている医師には頭が上がらないことが多いのです。
調剤薬局と患者さんの関係は基本的には、お金を払ってくれる患者さんが上ですが、薬局でも薬剤師様という感じで先生扱いしてくださる患者さんも多いです。
なので、本来はストレスが溜まるようなお客さん相手には溜まりにくくなる特徴があります。むしろストレスが溜まる可能性があるのは、同僚の場合が多いです。薬剤師の離職理由の一つが多いのが同僚との人間関係がかなり多いです。
薬剤師はプライドが高い場合が多く、細心の注意を払わないとトラブルになるだろうなあという事がかなり多いです。プライベートでは口も聞きたくないような人とも冷静にコミュニケーションを取らないといけないときがあるので、そこを対処できる能力が1番求められるかもしれません。
なので、薬剤師はコミュニケーション能力が高い人を重宝します。これは患者さんとのコミュニケーションではなく、同僚とうまくやれるかどうかという為の能力なのです。経営者的な視点だと、すぐ辞めないひとは、確実に同僚とのトラブルで揉めないようなひとです。