【薬剤師の実態】医療職とサービス業に挟まれる
はい、太郎です
薬局薬剤師は、医療職とサービス業との狭間に挟まれた職というのを今回お伝えしていきます。
薬局薬剤師は、あくまでもサービス業です。その側面があるので、患者さんに気分をよくしてもらうことが必要となってきます。そうでなければ、患者さんは去っていき、すぐに潰れてしまうからです。
薬局は会社であるため、利益を追求します。自分が社長でもない限り、利益を求められるので、患者さんが不快と思うことは基本的にはできません。それが医療的に正しいことであっても患者さんがうまく来るようにするのです。
患者さんにとっては、病院は医療を行うところであり、薬局は薬をもらうところという認識でしょう。薬局にまでは医療を求めていないところにギャップがあるのです。
ですが、薬剤師としては医療をしないといけないという意識があるのです。
それが押し付けに繋がることにもなります。患者さん側には医療を求めてないのに、薬剤師側はそれをしないといけないと思うのです。
その状況が板挟みの元凶となっています。
ですが、これからの時代、世代も徐々に変わってきて、薬剤師にも本格的に医療に関わる時代が来ることになるでしょう。
大学が薬剤師の臨床教育に力を入れる時代になり、国も医師の負担軽減として、薬剤師に求めることが多くなってきているのです。
国の先導として、マスコミから一般の方にも情報が流れることになるでしょう。
そして、徐々に患者さんも薬剤師は医療的なアドバイスを求める時代が来るのです。
病院薬剤師のドラマも始まりますし、徐々に身近な存在になるのは間違いありません。
欧米では、簡単な医療の相談はまず薬剤師にするという流れなのです。
遅かれ早かれ欧米流にはなるでしょう。そうなる前に薬剤師は日頃からコツコツ研鑽に励むべきなのです。