どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【どん底から光】どん底薬剤師の這い上がりのまとめ経緯

はい、太郎です。

 

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今回は私がどん底薬剤師から、やっとこさ這いあがった経緯をお伝えしようと思います。

 

よく薬剤師をセーフティネットの仕事と考える方がいますが、私の経験からすると、まず厳しいでしょう。薬剤師を志すなら、早期に決めることがよいのは言うまでもありません。

 

積み重ねによるキャリアなので、どんなに優れた人でも経験の差にはどうしても勝てないのがこの業界です。

 

私は20代後半で薬局の業界に入りましたが、それでも這い上がるのには大変です。まして、30代でその業界に入るのはかなり苦戦を強いられます。

 

まず、最初に苦労する点は、管理者との人間関係とピッキングでしょう。

 

これでうつ病になる人もいます。薬局は狭い人間関係なので、苦手な人がペアであると最悪です。もはや精神が続かないでしょう。そして管理者がすごくピリピリしているなら、終わりです。じめじめと嫌がらせのような説教をしてきます。そしてストレスがすごく高くなり、嫌だけど従順になるのです。それが一番怖いことでしょう。人間だれしも、嫌な環境にずっといさせられるとそれに慣れてしまい、普通になってしまうでしょう。

 

薬局管理者との関係を覆すには、殴ってビビらすぐらいの勢いでいかないとダメです。もしくは、黙って去るかです。そこで潰されるくらいなら、すぐ辞めたほうが良いでしょう。

 

あとはピッキングも苦労する点です。薬は大概あいうえお順に並んでいるのですが、普通薬と劇薬に別れているので、まずその違いを感覚的に知らなければなりません。それに割と時間がかかるでしょう。この2つが地味に壁が厚いです。

例えば、劇薬の薬を普通薬から取り出そうとしたら、おそらく同僚か管理薬剤師から、そんなことも知らないの?と心の中で思われるでしょう。そして居辛くなるのです。

 

この2つを乗り越えたら、やっと作業ができる薬剤師になり薬を1つ1つ覚えるようになります。しかし薬を覚えれば、服薬指導できるわけではありません。薬の特性を覚えれば、服薬指導できると思えるのが未経験者が思うところですが、そんなことは全くないのです。

 

その続きはまた述べますが、薬の特性を全て覚えてからが、服薬指導のスタートラインにやっと立てるのです。