どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師のキャリア】やはり薬局業務が1番無難

はい、太郎です。

 

今回は薬剤師のキャリアに関してです。私は今まで、ドラッグストア、営業、薬局と経験しました。すべて薬剤師としての肩書を使って、仕事に従事しました。

 

その経験の中で言えることは、薬局業務が1番なんというか安定したキャリアだと言えます。

 

まず1番のよいと思うことは、年齢に関係なく働きやすいと言えることです。

50代で主婦から復帰するひとも、働くことのできる稀有な業界です。

 

未経験でも男性であれば、割と受け入れやすいでしょう。安定して即金性があるのが、薬局に勤める最大のメリットです。

 

スキルがある程度つきやすく、給与もそれなりによくて、ホワイトな環境で、自分が能力が低いとしても通用するボーナスな業界なのです。また全国に5万店あるので、どこかでは確実に働くことができます。そして割と給与がよいです。

 

調剤の併設しているドラッグストアは学生の中では人気です。その理由としては、調剤以外でもドラッグストアのキャリアも詰めそうというものです。

 

なんとなくその考えもわかりますが、それには落とし穴があり、薬剤師的なスキルがつきにくいという特徴があります。どちらかというと、組織的で会社の中で出世するかどうかです。

 

つまり会社の中で上にいければよいですが、そうでなければ、リスクが高いのです。薬局に比べて処方箋が来る環境ではないので、スキルがつかずそのまま行く可能性もあります。

 

また調剤薬局より作業量が多い可能性もあります。一般医薬品の品出しもあるので、重労働です。その中で、うまく会社内で生き抜けるかどうかなのです。

 

スキルはつきにくいけど、給与は高めです。そして年齢もある程度関係なく働けます。

 

そして最後は営業です。いまはブームは去りましたが、一時期薬局を売買する業界が非常に流行りました。いまはもう下火です。

 

営業は売れれば金になるけど、売れなければ最低賃金です。より自営業に近い立場で、自分の力量を試せる場でしょう。

しかし、そんなに甘くなく、だいたいほとんどの方は食っていけないか、継続できないかで脱落します。

 

営業は体力勝負になるので、それを40代、50代まで続けられるかという問題もあります。その会社で出世すれば、生き残るでしょう。それか、営業のスキルをかなり高めれば、業種関係なく生きることはできます。

 

ただ、甘くないです。売上を立てなければ、不要になります。

 

薬剤師は特にキャリアの方向性がないとすれば、薬局勤務が非常に安定で無難です。それはもう何社も経験した私が確実に言えることです。

【コラム】コツコツとやるのもよいし、楽しく生きるのもよい

はい、太郎です。

 

今回は人生についてです。

 

最近コツコツと仕事などに励むのもよいですが、ある程度目的が達成されたあとだと、虚しくなるときもあります。

 

そうしたときに、もっと気楽に人生楽しもうという考えが重要です。結果的に楽しく過ごせれば、それはそれで素晴らしいということです。

 

ストイックに仕事に励んでもよいですが、たまにはその時を楽しむことも大事でしょう。

 

目標に向かって仕事をコツコツとやると、その仕事をすることが目的になってしまうことがあります。本来は目標を達成することで、人生を楽しんだり充実させようと考えるのですが、毎日作業をするたびに、作業をしないとと気が済まなくなってきます。

 

そこは気をつけたほうが良いでしょう。誰でもハマる落とし穴です。その仕事は実はしなくてもよいにも関わらずしてしまうのです。

 

しなくても良い仕事をするということは、それだけ時間を損失しているかもしれません。それよりは、もっと楽しめることに時間を割いたほうが良いでしょう。

 

目標に繋がらない作業よりも、今その時を楽しめたらよいのです。

これが今回伝えたいことです。

 

勉強などもそうです。自分が目標にたどり着くための勉強ならば重要ですが、そうでなければ大抵は要らないかもしれません。

その勉強自体が娯楽で楽しめるなら別ですが。

 

ともかく、今していることを逐一の棚卸しが必要です。習慣化している仕事や作業の点検をコツコツすることによって、要らない作業が抜け、虚無感が減るのです。

 

もしかしたら、このブログも必要ないので、もう終えるかもしれません。

【薬剤師の実態】お金をもらって指導するのと、責任感なく話すことの違い

はい、太郎です。

 

今回は薬剤師の服薬指導に関してです。薬剤師は医師の処方に基づきながら、薬の解説をしますが、お金をもらわない薬剤師のアドバイスと何が違うのかということです。

 

実を言うと、お金をもらわない服薬指導の方が、確信に近いことを聞くことができるでしょう。それはなぜか。

 

まず、保険調剤によっての薬剤師の指導は医師の治療方針に基づいての治療方針です。なので、薬剤師の意思は薄いと言えるでしょう。医師が決めたレールをなぞられることだからです。それにより保険調剤としてお金を得ている部分はあります。

 

処方箋を発行するのは医師ですから、医師によって薬局の収益は握られています。そうすると、医師が正しいといったことは、よほどでない限りは反対することはできません。

 

それをカバーするのが薬局の役目ではないかと思われるかもしれませんが、よほど医療的に外れたことでなければ、薬局はカバーしないのが現状です。

 

また患者さんがまずどこに相談するかによっても結果が変わってくるでしょう。

患者さんがクリニックに最初に相談してしまうと、薬局はノータッチということになり、薬局は無関係となります。いくら薬の相談であってもクリニックの指示に従うことになります。

 

ですが、まず薬について薬局に相談すると、薬局を通じてクリニックに話をしてくれるので、結果が変わるかもしれません。

 

1番よいのは、なんの利害関係のない医療関係者に相談することです。利害関係がないので、責任は持ちませんが、その分本質的なことを教えてくれる可能性が高いです。

 

患者さんにとって医療はブラックボックスな部分が多数あります。薬局側から見ても、病院はブラックボックスです。

 

いま現状医療はクリニックを中心に作られてるのは間違いないのです。

【薬剤師の実態】知ってることより役立つことを話す

はい、太郎です。

 

今回は服薬指導に関してです。薬剤師をやっていると、常に勉強をし続けますが、その中で知っていることを話そうとしたがります。  

 

その思考でいくと、患者さんにとってはあまり欲しくない情報も得ることもあります。もちろん、医療的に確実に伝えないといけないこともあるでしょう。

 

その間のバランスをとりながら、患者さんの満足度を高めていくことが大事です。

 

間違ってもやってはいけないことは、知っていることを押し付けることです。自分がこの知識を知っているからといって、それを無理やり押し付けるのはよくありません。

 

多くの知識と知恵が頭に詰まっている状態で、それを適切に引き出せるのが理想です。そして、患者さんが何を求めているかも注力して聞かなければなりません。

 

それを的確に答えられるのが素晴らしい薬剤師と言えるでしょう。素早く的確に答えられるとそれだけ信用もあがることができるので、より詳しい患者さんの情報を得ることができます。

 

なので、結論としては患者さんの欲しい情報を的確に答えられることが重要です。それで築いた信頼関係の上で、医療上話さなければならないことを話せば、より患者さんに伝わるでしょう。

その流れが理想ですが、なかなかそのようにはいきません。時間がないときは、必要事項を話して終わりということもあるでしょう。

 

時間がある場合は、まず信頼関係を築くことが先決になります。

【薬剤師の実態】怒られるよりは、守りに走る

はい、太郎です。

 

今回は薬剤師の特性、実態を話していきます。薬剤師の評価は一般的には加点よりも減点主義です。何かに挑戦して作り上げるというより、言われたことを確実にこなすことを求められます。

 

何かをやろうとすると、ほぼ高確率で失敗して、怒られたりするでしょう。それよりは、怒られずにじっとしておいたほうがよいというのが、薬剤師の基本姿勢です。

 

処方箋は取りに行くというより、降ってくるという感覚なので、営業せずとも基本的には処方箋を得られます。

 

営業せずとも業務が成り立つので、それ以外の能力が求められます。そうすると、完璧さなのです。いかに完璧にこなすか。これが、薬局に求められる資質でしょう。

 

売上は目の前の病院に依存することが多いです。もちろん、薬剤師の力で人を呼び寄せるということをありますが、ほとんどが近くの病院に依存しています。

 

その薬剤師だからというものはあまり関係ないので、いかに間違えなく完璧にこなすかということに重点を置かれるのです。

一見よさげに見えますが、完璧を求めすぎて、新しいことに挑戦しなくなるという悪き環境でもあるのです。

 

自分の力でなくても売上が立つということは、楽そうに見えますが、その反作用と言えるものもあります。

何事も楽なことはないということです。もちろん自分で客をとれる力があれば、少々間違ったところで、何も言われないかもしれません。そもそも自分の客ではない人にとやかく文句を言う権利はありません。

自分の力で客を取れると、自分の責任ですべてコントロールできますが、精神的にも厳しくなります。

 

かと言って、客をとる力がないと、肩身の狭い思いをする可能性もあるのです。

 

何を重点にするかは自分次第ではありますが、バランスよくやっていくのが、生きていくのに重要かもしれません。

 

 

 

 

 

【薬剤師の実態】薬局内四面楚歌だとどうなるか。

はい、太郎です。

 

今回は居場所がなくなった薬剤師について話します。居場所がない薬剤師は遅かれ早かれ病んでしまいます。

 

まず、話の輪に入れません。よそよそしい態度を取られて、居心地が良くないのです。そのようなことをされるといずれ確実に精神を病むことでしょう。

 

薬局にはそのような恐怖があります。ノルマもなくほぼ確実に売上を残すことができるけど、狭い世界に生き延びることができるかということが課題です。

 

薬局で追い詰められたら、異動か転職しかないでしょう。そうなると、その店では萎縮してしまい、高いパフォーマンスを出すことが厳しくなるかもしれません。高いパフォーマンスを出さなければ、仕事面でもマイナス評価を出されて、さらに居場所をなくす可能性があるのです。

 

そうなると、逆に頑張ろうと張り切りますが、それが非常に危険です。頑張ってもおそらくですが、結果が出ないので虚しい思いをすることでしょう。そして最悪の場合、心の病気に発展してしまいます。

 

そこまで落ちてしまうと転職もままなりません。転職する余力もなく次へと繋がらないのです。

 

問題なのは、仕事や転職できる気力すら起きない状況まで落ちてしまうことです。

そこまで落ちていることは自分でも気がつかないことが恐いところです。まだできる、続ければ良いことがあると思いますが、そういうメンタルの場合は大抵成果は出ません。

メンタルの脆弱なまま仕事を取り組んでいるというのもあるし、頑張って続けることが目的になっているからです。傷口が浅いうちに離れたほうが賢明です。

 

薬局での仕事は確かに他業界にしては、やることは優しいです。ですが、人間関係の問題。これが難しい人もいるので、どう乗り越えいくかが重要です。

 

【薬剤師の実態】服薬指導では1番重要な事伝える

はい、太郎です。

 

服薬指導に関してです。

患者さんの立場から薬局いくと、ごちゃごちゃ言われてもよくわかりません。

 

全部説明しても、結果的に頭に残らないと可能性が高いので、1番重要な事をピックアップして話すようにしています。

 

薬剤師の仕事は正確に薬を渡すというのは、1番念頭に置く仕事ではありますが、患者さんに知識をもたらすというのも、重要な仕事の一つだと思います。

 

しかし、患者さんにとっては、薬の知識はいらないから、早く薬をくれという時もあります。これは、小売業にも似た側面であって、その患者さんにとって要らないと思うことをしても響きません。

 

少なくとも、薬の知識や飲み方が要るという雰囲気を出す方に、指導をするのが効果的でしょう。

小売業と医療従事者として挟まれる面もありますので、医療的に必要な助言は確実にする必要があります。

 

どうしても医療的に伝えなければならないこと、患者さんが必要ではないと感じても伝えることに関して、端的に伝える必要があるのです。

だらだらと伝えては、途中から聞く気をなくしてしまう可能性があります。全てを話したいのはわかりますが、これだけは聞いてくださいという風に、ポイントのみを伝えるのも重要です。

 

薬剤師にとっては、全て伝えて満足と思うかもしれませんが、実は患者さんには何も伝わってないということはよくあります。

そのギャップには意外と気付かないものです。

 

全て冗長に伝えるより、端的にすぱっと伝えるほうがよいのではないでしょうか?人にもよりますが、もちろん詳しく説明して欲しい患者さんもいます。その時はそれに応じて説明するのです。

 

結果的に患者さんに伝われば、問題ないのです。