【薬剤師の実態】怒られるよりは、守りに走る
はい、太郎です。
今回は薬剤師の特性、実態を話していきます。薬剤師の評価は一般的には加点よりも減点主義です。何かに挑戦して作り上げるというより、言われたことを確実にこなすことを求められます。
何かをやろうとすると、ほぼ高確率で失敗して、怒られたりするでしょう。それよりは、怒られずにじっとしておいたほうがよいというのが、薬剤師の基本姿勢です。
処方箋は取りに行くというより、降ってくるという感覚なので、営業せずとも基本的には処方箋を得られます。
営業せずとも業務が成り立つので、それ以外の能力が求められます。そうすると、完璧さなのです。いかに完璧にこなすか。これが、薬局に求められる資質でしょう。
売上は目の前の病院に依存することが多いです。もちろん、薬剤師の力で人を呼び寄せるということをありますが、ほとんどが近くの病院に依存しています。
その薬剤師だからというものはあまり関係ないので、いかに間違えなく完璧にこなすかということに重点を置かれるのです。
一見よさげに見えますが、完璧を求めすぎて、新しいことに挑戦しなくなるという悪き環境でもあるのです。
自分の力でなくても売上が立つということは、楽そうに見えますが、その反作用と言えるものもあります。
何事も楽なことはないということです。もちろん自分で客をとれる力があれば、少々間違ったところで、何も言われないかもしれません。そもそも自分の客ではない人にとやかく文句を言う権利はありません。
自分の力で客を取れると、自分の責任ですべてコントロールできますが、精神的にも厳しくなります。
かと言って、客をとる力がないと、肩身の狭い思いをする可能性もあるのです。
何を重点にするかは自分次第ではありますが、バランスよくやっていくのが、生きていくのに重要かもしれません。