【どん底から光】調剤補助から服薬指導はニッチ分野
こんにちは。帰ってきた太郎です
本日はバーベキューしてきました。それにしても暑いですね。私の方が焼けそうです
さて、今回はテクニシャンしか出来なかった私が服薬指導に移行出来た話です。
テクニシャンとは調剤補助で薬のピッキングの事です。私は薬局実務経験がありましたが、いつものですね〜【前記事参照】しか言うことができなかった為、全く薬の知識が身についていませんでした。
調剤補助はまだ出来たため、薬剤師として働いていたけれど全く服薬指導せずに時が過ぎていきました。服薬指導しないので、全く経験が積まず焦りさえ感じました。正直辞めて別のところに行こうとも思っていました。
内科の門前もありましたので、循環器の処方が多くきます。もちろんいつものですね〜の服薬指導ではダメです。なにかしら薬学的知識やら問題点などを解決できなければ、ダメなのです。少なくともその薬局ではそのレベルが求められていました。
循環器を攻略するには時間がかかります。血圧、血糖、脂質異常、尿酸、利尿、不整脈、等多くのことを高いレベルで知っていないといけません。
そうでないとあらゆる問題点の解決には至らないのです。
なので初心者が攻略すべきところはニッチな分野です。門前の病院にもよりますが、整形外科や皮膚科などは循環器よりもまだ這い上がるチャンスがあるでしょう。
整形と皮膚科は深掘りすればそれはそれで高いレベルがありますが、薬剤が内科に比べて少なかったりするので、よく出る薬剤や疾病だけを高いレベルに深掘りすれば割と短期間で服薬指導できるレベルに至ります。
そして皮膚科と整形の服薬指導をやりつつ、他の科目をアメーバのように伸ばしていけばよいのです。
そして最終的に総合力で循環器で腕試しすればよいでしょう。
服薬指導は暗記ではありません。患者さんの問題点を探しつつ、その場で最適解を知識、経験則、医師の処方意図から導かなければなりません。
その為の一つのステップとしてニッチ分野の服薬指導はオススメします。ニッチなので薬剤、疾病が少なめなのである程度初級の方でも挑めることでしょう。
その成功体験を積み重ねて、服薬指導の幅を広げていってほしいです