【挫折ポイント】労せず服薬指導の打席に立てることは幸運?
こんにちはー。帰ってきた太郎です。
はい。今回は服薬指導をさせてもらえるかどうかについて語りたいと思います。
そんなのさせてもらえるじゃん。と思うかもしれません。
何も知らない新人薬剤師が服薬指導をする店舗もありますし、半年くらい勤めてもほぼピッキングしかさせてくれない店舗もあります。
結論から申し上げると、どちらも一長一短あります。いきなり服薬指導させてくれるところは、ラッキーですが、落とし穴もあります。
先にその落とし穴について話しましょう。これは薬剤師次第かもしれないですが、努力を怠る可能性があります。
毎日服薬指導していて、満足して帰る方は、もしかしたら、いつものですね〜【前記事参照】しか言えない薬剤師に陥る可能性があります。
服薬指導して日々の業務を終えてから、毎日勉強はしない可能性があるからです。
私の経験上で恐縮ですが、服薬指導をするということは、アウトプットするということなので、何もインプットがない人が服薬指導しても、ただ話して終わりになるだけの可能性があります。
結果として経験を積めずにただ時が過ぎ、何も言えない薬剤師が完成してしまうのです。
もちろん、最初から服薬指導の打席に立てて、毎日勉強して伸びていく方はたくさんいらっしゃいます。
私の場合は服薬指導を最初からさせてもらえたので、その毎日コツコツ勉強するのを怠りました。そして何年か過ぎて、中途で他の薬局に入ったら、薬のレベルが低すぎて、使えないやつという烙印を押されました。ほとんとピッキングしかやらしてもらえません。
しかしながら、その屈辱の経験は、私にとっては大いに宝というものになりました。
ピッキングしかできないことで、毎日本気で勉強するくせがつきました。
勉強を毎日数時間することになって、少しずつですが、服薬指導を任されるようになりました。
私はこの重要なことに気づけてよかったです。日々の勉強により知識を増やさないと、薬剤師として腕があがらないことです。
毎日必死に数時間勉強することによって、やっと患者さんに服薬指導できるレベルに至るのです。私は薬剤師という職を大変甘く見てました。毎日仕事していれば、プロになれるだろうと。
いえ、それは絶対なりません。
プロになるという意識と毎日の継続した積み重ねにより、初めてプロになるのです。
私は薬剤師も世の中のことも甘く見ていたのです。