どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師のキャリア】認定薬剤師について

おはようございます。太郎です。

 

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今回から薬剤師のキャリアについても少し紹介していきたいと思います。

 

今回はキャリアというより、薬剤師の中の資格についてです。薬剤師を取ってからも、さらに資格があるということです。

 

そして今回は認定薬剤師についてです。ちょっと前に認定薬剤師のシールがメルカリで売買されていて、それが地上波で放送されましたが、まさにその資格です。

 

この資格に関してはかなりの割合で薬剤師は取得しています。

 その理由はかかりつけ薬剤師【前記事参照】https://cometarohpharma.hatenablog.com/entry/2019/07/04/144535

になるための必須与件だからです。

 

かかりつけ薬剤師制度は簡単に言うと、患者さんの薬剤師指名制度です。大手チェーンになると強制的に認定薬剤師を取らされます。なぜなら、かかりつけ薬剤師になって稼いでもらいたいからです。

 

なので認定薬剤師になっている薬剤師は結構います。メルカリのシールも結構な市場規模だったのではないかと思います。

 

なぜシールを売買によって入手しなければならないのか。自分でとれば済むのではないかと思われるかもしれません。

 

なぜ自分ではとらないのか、二つの障壁があって、3年以内に30単位とらなければならないこと。もう一つは1年に5単位以上はとらなければならないこと。この、1年間に5単位というのが手厳しい。。

 

薬剤師をちょっと辞めて他のことやるわ〜、とか、主婦をちょっとやるわ〜。で1年空けば、シールを取得する機会は失われるのです。シールは講演会かe-Learningで取ることができます。しかしながら講演会は、薬剤師の仕事しないと中々情報が入って来ません。e-Learningは年間で1万円くらいします。なので、意識しないとすぐ取り遅れるのです。

 

私も薬剤師ではなく営業をしてましたから、シールを取り損ねました。しかしながら、よくよく調べてみると、自習システムという薬剤師支援システムから過去に遡ってシールを取得することができるのです。例えば、1年前に学習したということが可能になっているのです。

 

私はこの認定薬剤師を利用して、勉強する癖がつきました。短期間にシールが必要なので、自腹切ってe-Learningで学習しました。

 

いろいろ物議を醸している認定薬剤師ですが、社会人になってからも是非利用して欲しい制度です。

 

学生を卒業した時は、国家試験も終わり、勉強もせずふらふらしていましたが、社会人になってからこそ、勉強が必要です。勉強こそが稼ぐ源。

 

それを怠れば、いずれ、何かにしがみつく社会人になってしまうでしょう。