どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

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【指導薬剤師】私のおススメの本は?

はい、太郎です。

 

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前回のブログで手練れの薬剤師がおススメしたきた本は本当におススメだったという話をしました。今回は私がいいなという本です。

 

【指導薬剤師】手練れの薬剤師からおススメされた本は本当におススメだった - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

 

私も何十冊と薬学の本を買っているのですが、その中でも、最近の本の中でバランスがよいのは、「薬が見える」というシリーズの本ですね。本としては少し専門書よりの薬の本です。

 

これの1番の特徴は、図での説明を多くとっていることです。これは、かなり大きなことで、なかなか専門書で図での説明を多くとっているものはありません。

図解している本は他にもあるのですが、内容が割と薄めです。

この、「薬が見える」という本は、専門書寄りの本だけど、図解しているのが本当にいいなというポイントですね。

ガイドラインなども入っているので、治療方針も頭の中に入れることができます。

 

 

この本はもともと、チーム医療で薬剤師以外の職種の為に作られた本なので、医療関係者だけど、薬には素人です、という人にもターゲットにしてある本です。もちろん薬剤師にも豊富な情報を仕込んでいる本です。

 

薬剤師の私が読んでも読みごたえのある本になっていて、割と分厚い本にはなっています。

レベルとしては、医療関係者〜薬剤師中級くらいのレベル感だと思います。

値段も確か4000円くらいでそこまで高い値段設定ではないです。

 

よく出る疾患がほぼ網羅されているので、このシリーズを読みこめば薬の知識は充分ではないかと思います。

 

薬局薬剤師は薬の知識はもちろんのこと、疾患の原因、背景なども把握していなければ、よい指導ができません。それを全て網羅的に抑えているのがこの本ではないかと思います。

 

私はもちろん全巻買って勉強する机にあります。以前は認定薬剤師のシールがもらえるe-Learning主体で勉強していたのですが、いまは、この本中心に切り替えています。この本は薬以外にも疾患や生活習慣なども載っているため、一度に多くのことを効率的に取得することが可能です。

 

これだけ宣伝していますが、この本が売れても私には一銭も入りません。まあそれだけ推したい本ではありますね。Amazonですぐ入るので、4000円くらい本に費やせるわという人は是非。