どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

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【薬剤師の年収】スキルが高い事と報酬が高いことは少し別?

おはようございます。太郎です。

 

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今回はスキルが高い事と報酬は別という話をしたいと思います。

 

これを見て、いや前の記事ではスキルが高い方が年収維持できるっていってたよね?と思うかたもいるかもしれません。

 

【薬剤師の年収】一介の薬剤師のライフスタイルは生涯どのような感じ? - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

 

もちろん、スキルが高い方が年収が高くなりやすいことはあります。

ただ、今回お伝えしたいことは、報酬を高くするために、スキルをあげるという手段を考えるという考えは避けた方がよいかもしれないということです。スキルを上げて結果的に報酬が上がった!は、よいかもしれませんが、その逆は不幸を呼ぶかもしれません。

 

 

 

【薬剤師の年収】最終的にダメなら田舎へいけ。 - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

 

上記の、田舎へ行けの記事では、需要と供給の関係で、供給数が圧倒的に足りないので、年収が上がりやすいというお話をしました。

 

報酬を高くするには、常に人のやらないことや、逆張りの意識が大事です。

 

私は報酬を上げるために、戦略を練って高い年収を維持させる考えには否定的ではありません。報酬が高いほうが、それは可処分所得も大きくなり、やれることが増えるからです。

 

ただ、報酬を上げるためだけに、薬剤師のスキルを上げるという考えには少し疑問符が付きます。もし薬剤師のスキルを上げるのが苦痛で、その苦行をすることにより報酬が高くなるというのは幻想にすぎないからです。

薬剤師のスキルを高めるのはやはり自分がスキルを上げることが好きだからであり、患者さんの満足度もそれにより高くなると思うからです。

 

昔の長時間労働をすれば、報酬が高くなるという考え。頑張れば報酬が上がるという考えは終わったと思っています。

 

報酬は需要と供給で決まります。

薬剤師でいえば、地方の薬局、地方のラウンダー薬剤師、在宅薬剤師で勤務すれば、700はすぐに達成するでしょう。

薬剤師で700万、800万を達成するために、何十年も苦行のようにひたすら年収を地道にあげるかたがいますが、ちょっとナンセンスだとは思います。

誤解を恐れずに言うと、そういう方を否定をしていません。大きな組織で事を成し遂げたいひと、そういう組織的で働くことが向いているひとはよいと思うのです。

 

ただ、苦虫を潰したように毎日苦痛な顔して、年収のためだけに働いて、薬剤師のスキルを上げるのを勤しむ必要はないのです。 

 

苦虫に潰したように働くのは、やはり美徳ではありません。最終的にはそれが目的になって、苦虫を潰すための人生になってしまう恐れがあるからです。