どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【地獄の薬剤師営業】テレアポから這い上がり?

おす!帰ってきた次郎です

 

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【地獄の薬剤師営業】そこには地獄という言葉しかなかった - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

 

前回のブログでは、薬剤師が興味本意で営業の世界に入ってしまって、結果地獄をみたという内容を書きました。

 

 

今回は営業の基本、テレアポと飛び込みです。

 

何も営業経験のない方は、大抵これでつまづくかもしれません。

 

私には何もコネがないので、薬局にテレアポをかけまくりました。上司が隣の席に座っていて、それはそれは恐ろしかったです。証券会社出身の上司は、理不尽に怒鳴って人を追い込むのに手慣れているからです。

 

真面目な私は上司の指示に従って電話をかけまくりました。そしてアポイントを取れないと別室に呼ばれて叱責。そしてただの叱責ではなく、胃のすり減るような怒鳴り声です。もうこの上司にとって私は、切り捨てる存在でした。それに早く気付くべきだったのです。

 

薬局としては業者から電話がよくかかってくるとは思いますが、なぜかかってくるのかというと、ほとんどは時間稼ぎの為です。だいたいテレアポだけでは契約はほぼ取れないです。上司へのテレアポノルマを達成するためだけにかけているのです。

 

営業会社の経営者としては、テレアポが1番効率がよいと思っているのでしょうが、従業員はすごく非効率だということを思いながらやっているでしょう。

 

1000件かけて3つ当たればよいということで、それを従業員にさせられるのです。

 

営業会社は基本使い捨てです。ボロくなったら終わり。さようなら〜なのです。

 

テレアポのみの営業をしたところで、その人のスキルがつくわけではありません。まだ、調剤薬局ピッキングしていた方が先があるでしょう。

テレアポをするのは、大学生の時でよいでしょう。大学生で練習としてやるならよいですが、テレアポばかりを30代超えてからやるのは、どうなの?となりますし、多分当人も自分で何やってるんだろうという気持ちに駆られることでしょう。

 

それならば、専門性を磨いて自分の強みを持つのがよいかもしれません。

まあ、それは私の思考であって、一介のテレアポから這い上がる営業マンは山ほどいますし、この目でも実際確かめました。悪くはないですが、難易度はかなり高いです。

 

薬剤師が一介のテレアポから這い上がる人生コースを選ぶことは、かなりハードモードなのです。わざわざ選ぶのは、自分で経験しましたが、ほぼゲームオーバーになります。