どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

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【薬学生】薬学部は勉強は辛いか?

はい。太郎です。

 

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今回は学生時代のこと。

勉強が好きか、勉強する癖がないと薬学部では少し厳しいというのが結論です。

薬学部で勉強をみっちりやる時期は、2年、3年、6年でしょうか。以前のブログで少しばかり触れました。

 

【薬学生】薬学部のキャンパスライフとは - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

 

私は勉強が好きなほうで、中学、高校で毎日学校の勉強に励んできたような人です。それでも、大学2年、3年の勉強量はかなりお腹いっぱいでした。毎日の授業が消化できずに、はい、次の授業です。これがついていけないという感覚かと思いました。

よく高校などで、勉学についていけず辛かったという話を聞きますが、高校の勉強は、私の場合はそこまで苦労はしませんでした。

 

しかしながら、大学の薬学部の授業は高校の比ではありません。大量です。まず化学1つとっても、深いし量が多いです。

私はひたすら有機化学をやっていたのですが、毎日数時間やっても消化できない量でした。まず高校の化学では、暗記による勉強でしたが、それが全て理論化されます。

1つ1つの反応が意味のあるもので、理論によって反応が起きています。高校ではそれの現象のみを簡単な例を用いて暗記するだけなのですが、大学ではその理論を理解するための根本から勉強するイメージです。これに、はまる人ははまりますが、おそらく終わりはありません。そしてそれが全ての学問にあるのです。

暗記もありますが、理論や考え方をひたすら学ぶのです。

 

私はは有機化学は楽しくやっていたのですが、他の科目には手が回らなかったので、ほぼ表面上の理解で終わりました。

 

根本まで理解すると楽しく、授業についていけるでしょう。そうでなければ、どんどん課題が山積みになります。私は大学3年の頃から、ついにサボり始めバスケとかもしました。

そうすると、ほぼ全て赤点になります。私は始めて勉強で挫折しました。やってもやっても敵が出てくるようで、首が回らなくなったのです。

 

1つ1つ理解していけば、わかるようにはなっています。しかしながらその量が大量なのです。特に大学2年、3年がそうでしょう。2年は基礎科学で、3年は基礎薬学、臨床も少し学びます。この時の授業が半端なく多いです。

 

タイトルに戻りますが、辛いかどうかは本人次第でしょう。勉強はもともと楽しくやるものです。しかしながら、勉強のレベルが自分に合っていないとすぐに落ちこぼれになります。

 

最後の補足になりますが、6年は全ての授業の総復習になります。国家試験の為の勉強を広く浅くやります。

2年、3年のマニアックな授業よりも、6年は試験的で効率のよい授業になるでしょう。ただ、2年、3年の時に理論と根本から学んでいけば、6年の総まとめの授業は要らないです。

ちなみに私は欠落しているところがあったので、大学6年で大量に勉強しました。それでギリギリで合格という具合です。

 

振り返ってみると、サボる事はほぼできないでしょう。サボらないように、授業が楽しいという自分の理解度を上げることが大事です。

 

サボるとあとで必ずつけがきます。