どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

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【薬剤師への質問】薬剤師に子供の時からなりたかったの?

はい。太郎です。

 

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今回は、薬剤師への質問コーナーです。今回は2回目になります。

タイトル通り、子供の時から薬剤師になりたかったどうかです。

 

結論から言うと、薬剤師を目指していたわけではありません。逆に、やることが決まっていない方が周りに多いです。

 

【コラム】やりたいことがなければとりあえず薬剤師をやり込めば? - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

 

以前のブログでも紹介しましたが、薬学部に入る方は、理系でとりあえず薬学部に入るという方が多いです。例えば工学部に入るとすれば、ものづくりに興味があるということで入るでしょう。理学部なら、生物科、数学科などあるので、特定の科目に関わりたいという意志があることでしょう。

 

薬学部を見ると、化学もあるし生物もある。そして生理学、解剖学もあるし、統計学などもあるのです。多種多様な学問を取り揃えているのです。学問のデパートが薬学部でしょう。なので、教授を見ると、理学系の先生が多いです。各分野の専門家集団が薬学部に来ているのです。

 

なので、薬学部の性質上いろいろな学問があるので、高校の時にそれなりに理系科目の点数がとれて、大学からやりたいことを見つければよいかなと思う方が集まっているのです。それに、6年も学生生活を楽しめるし、親もこれから資格の時代というので、入ってよいかなと思うのです。

そして、世間では薬学部イコール薬剤師というイメージが強いので、そことギャップがあるのです。

 

しかしながら、大学5年くらいから、いろいろ就活もして、多くの人を見てきたが、薬剤師になるのが社会に出て生き残るのではないかと思う人はだんだんと出てくるようになります。

 

就活で文系の人の意識高い方々に圧倒されてしまうのです。この一緒にいるコミュニケーションの高い文系の人とゴツゴツ戦っていくよりは、薬剤師の中でふわふわしてたほうがよいと思うのです。

わざわざ血を流して、戦いに行く必要はないのです。

 

私は就活の時、広告代理店のプレ就活に参加しました。ドラックストアの就活とは全くといって違い、そこは戦場でした。

 

ドラックストアの薬剤師就職の場合、よほどへまをしない限り、まず合格します。面接の後、懇談会やディナーを用意している企業もあります。薬剤師不足でなんとしてでも取りたいのです。その心理にあぐらをかいてか知らないですが、ナンパをしているチャラい方もいます。同じ面接であったのは運命みたいな感じで近寄ってくるのです。それは行き過ぎた例ですが、間違いなく就活が1番ゆるい業界の1つに入るでしょう。

 

それに比べて広告代理店はどうでしょう。まず当然の事ながら、出会いはありません。そこで会う人会う人みな敵同士という空気です。質問の時にハキハキしゃべる話し方。イケメンも多数いました。その中から、勝ち上がっていかなければなりません。もし、勝ち上がったとしても、そのハイスペックの中からまた出世競争。エリートは厳しいのです。

 

なので、薬学部の在学中に薬剤師になろうとする人が多くいるのではないでしょうか。

ちなみに、私は社会人になってから、薬剤師として生きようと決意しました。自分の強みを考えたときに、やはり自分には、薬、しかないからです。

社会の厳しさを知って、薬剤師を決意する薬学部出身も多いと思います。競争がまず薬剤師だけになるので、まだ血の流れる戦いではないからです。

 

はい。このような感じです。薬剤師は、社会人になってから非常にありがたみを感じる職業なので、子供の時からそれになろうと考える方は、割と少数なのではないかと思います。