どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【スキル積み上げ】スキルを自分のものにしていく

はい、太郎です。

 

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今回は薬剤師がどのようにスキルを積み上げるかです。いろいろ今まで書いていますが、その中で主なものを書きます。

 

1番大きいのは

実戦。結局これです。実戦の中で経験値を増やしていくというのが、1番スキルが積み上がる方法です。ただ、実戦をしてもスキルがつくように、いろいろ試してみたり、多種多様な患者さんを対応しないと、あまり身につかない可能性があります。

村みたいな薬局で勤めたことがありますが、毎日同じ顔ぶれで1日10人くるかどうかであれば、スキルの成長は大きくかもしれません。私がそうでした。

 

2つ目は

スキルを盗むです。人がやっているものを盗む。結構これが効果的です。ちらっと聞いて、メモに書くだけでもかなり違います。

この方法が効果的なので、やはり薬剤師は職人寄りの仕事だと実感しています。

話し方一言でも患者さんの受け取り方が大きく変わるので、その微妙な言い回しを聞いて真似したりもします。

 

最後3つ目は

勉強です。ただ、勉強が直接スキルに直結するのは、割合として少ないです。

ただ、勉強をコツコツとやることによって、知識の底力をつけることができます。勉強をしている状態で実戦をやるのでは、伸びしろが全くもって変わってきます。

また勉強癖がつくことによって、努力癖がつくので、継続して何かをする場合に成し遂げられる可能性が高まります。

 

あとは、

勉強についてのデメリットなのですが、何か問題が起きた場合の解決方を勉強に頼りすぎる傾向にあります。

中学、高校では勉強によって、大方の問題は解決できました。高校の場合の価値基準は部活か勉強しかないわけですから、その二つのどちらかが保たれていれば、落ちこぼれなかったでしょう。

勉強で成功してきた場合は、社会に出ても勉強をすることによって、だいたい解決できるという思考になってしまいます。

もちろん、勉強するという行為も大事な一つですが、それだけではありません。仕事はやはり対人があってのものですから、対人能力も長けていないとうまくいかないでしょう。特に営業はその部分が多くを占めます。

 

私は勉強によって全てを解決しようと持っていったのが失敗でした。もちろんそれは、必要な一つなのですが、自分でできることにはいくら勉強しようとも限界があります。

それをクリアするには良好なコミュニケーションが必要でしょう。

あとは、勉強することによって、なんでも知ってる感を出すのはアウトですね。。これも学歴社会の影響でしょうか。。どうしても薬剤師界では、勉強イコール正義という雰囲気が漂っています。