どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【ブログの目的】漢方指導薬剤師の必要性

はい。太郎です。

 

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今回はブログの目的。

【ブログの目的】結局何をしたいのか。 - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

前回のブログで、ブログの目的は自分のやりたいことを実行するためのものだということを述べました。楽しく過ごせるリゾート薬剤師の拡充や、薬剤師業界の底上げのための指導薬剤師派遣。

 

 

あとは、漢方指導薬剤師もよいと思いました。

薬剤師の中で漢方というのは、大学の教育カリキュラムも割と薄い内容になります。その影響かはわかりませんが、漢方に関して腹に収まった薬剤師はあまり見かけません。

 

この漢方はこれに効くという疾患をベースとした覚え方で、服薬指導をしているのです。漢方はどちらかと言うと、疾患というより症状によって合っている漢方を見つけていくというものです。

 

医師も西洋薬に比べて漢方を出す比率は中々少なめです。なので、薬剤師としても勉強が後回しになってしまうのです。

 

勉強は後回しだけど、薬剤師の多くが漢方を深く理解したいと思っているのです。なんだかモヤモヤして宙に浮いたような存在なのです。

 

その漢方専門の指導薬剤師というのは需要としてはあるでしょう。しっかりと深いところまで理解したいという薬剤師はかなり多いです。ですが、何からすればよいのか分からない状態。本など売っていますが、ピンと来ないような状態。この状態を脱するために、指導漢方薬剤師も設置したいのです。

 

あとは経営的な問題でしょう。漢方は西洋薬に比べて薬価が低めです。薬剤師教育に理解のある経営者ならよいのですが、多くの経営者は、値段に釣り合うことなのかということも考えます。そこまでして漢方の知識を薬剤師に高めなければならないのかという意識の問題です。

 

私としては、西洋薬と同じ程度の理解が東洋薬にないといけないと感じています。漢方の処方はたまにしか出ないのですが、西洋薬と同等に理解をしていないと、指導も出来ないのです。

 

西洋薬と東洋医学をどちらも十分に理解した上で服薬指導をすると、西洋薬の指導も一段と深みのある指導になるかと思います。2つの特徴を合わせ持てば、より高い医療の提供、そして薬剤師もより高い服薬指導の提供が可能です。

 

漢方を極めていくことは、より西洋薬の指導を高次元に持っていけるチャンスだと考えます。私はコツコツと漢方の勉強をしていますが、今後の指導の変化なども記していきたいと思います。