【薬剤師の転職】誰かに憧れてその人になろうという転職は必ず悲惨な目に合う
はい。太郎です。
今回初めての転職ネタです。
意外と初めてなんですねえ。
私自身4回も転職しましたし、し過ぎな部類です。職種も薬剤師、販売、営業といろいろやりまして、転職のネタには少しはお伝えできる点があるとは思います。
そしてまず第1に伝えたいことはこれ。
タイトル通り、
誰かに憧れてその人になりたい!という転職は絶対にあかんということです。なぜかというと、自分は自分、他人は他人だからです。他人にはなれないので、どんなに憧れてもその人には絶対になれないのです。それどころか体を壊します。
私の経験を申しますと、、
勤めている会社の中で、バリバリと薬局の買収に成果を上げている人物がいまして、その人物に憧れていました。年収も高く、非常に地位も高く、時代に必要とされていて、すごく輝いていました。
私もその人のようになりたいと思っていました。夢見る男というやつです。
そして、ついに転職したのです。その人物に近づけるように、M&A営業というポジションに転職しました。これで一歩近づけます。
財務会計を身につけ、バリバリと活躍していこうとやる気マンマンでした。薬局変遷の時代の追い風もあって、仕事はたくさんあるだろうと、、思っていたのです。
しかし、大変私は考えが甘かったです。
確かに時代は、M&Aの需要は増えていました。しかしながら、それを自分のところに自然に流れてくるとは限りません。
M&AにはM&Aのプロがいるのです。会計のカの字も知らんような現場の薬剤師がいきなりその世界に入っても無理があるのです。
【覚悟】もう薬剤師の道しかない - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎
このブログにも述べましたが、高校2年までサッカーをずっとやっていて、いきなり野球をやるようなものです。そして野球のルールも知らないのにいきなり入るのです。
新卒で野球の部活に入るなら、誰かが一から教えてくれるかもしれません。
途中で入ったひとには、誰もかまってくれません。なんなのこいつ?という感じで終わりです。
転職を間違えると本当にこのような状況にあります。
副業でやっていたことを、本業にするために、その分野に転職するというならわかります。
野球は元々ずっと子供の時からやっていて、ちょっと本腰入れて部活に入ろうということです。
しかしながら、ユーチューブとかドラマとかで憧れて、いきなり野球をやる!というのは無理があるのです。まずそのような体作りをしないといけないですしね。適正な体と熟練した経験によって、その人はそこの部活で輝くのです。
未経験でも適正な下地があれば、まだいけるのですが、ヒョロイガリ勉の奴が、野球部で活躍するのは無理なのです。
例えが長くなりましたが、
営業でも社交的で言葉が上手いようなひとなら、未経験中途でも上手くいくかもしれません。しかしながら、そのような適正でもなく、未経験の分野ならまず辞めたほうがよいでしょう。口下手でコミュニケーションのない、ガリ勉みたいな人は営業はやめといた方がよいということです。
自分の適正でもない仕事を選ぶと、成果も出ず病気になります。
私は現になりかけました。なんとか戻ってこれましたが、、
憧れる気持ちはわかりますが、誰かに憧れての転職は辞めましょう。その人だから上手くいくのです。逆に自分しかできないことやポジションも必ずあるのです。それを地道に目指していくしかありません。自分が輝くには自分しかできないポジションを作り上げるほかないのです。
ということを最近になって気づいたのです。。置かれたところで咲きましょう。