【薬剤師の実態】弁当会
はい。太郎です。
薬剤師の中では、弁当会と呼ばれるものが存在します。昔はドッカンドッカンと接待漬けがあったみたいですが、それが制限されるようになりました。
変わりに登場したのが、弁当というわけです。弁当は接待ではなく、OKとみなされていて、各社は競って弁当の質を競争するようになりました。
薬の知識がある担当者よりも、よい弁当屋を知っている担当者の方が勝ちやすいということもあります。昔のMRは、いかに医師に好かれて接待も多くやってという時代で、その名残が高級弁当に残ったということです。
弁当というのは勉強会という名の製品紹介の時に、配られます。その弁当もただの幕の内というものではなく、刺身やうなぎ、より多くの高級食材が入った弁当なのです。
まさに胃袋を掴んだ営業マンが売れる営業マンなのです。MRは接待ではなく、これから薬の知識やエビデンスを持っているMRが生き残るといいますが、まだまだ弁当の力は高いです。弁当が高いものでないと、ここの製薬メーカーはここまでか、、と思ってしまいます。
私がいた地方の田舎では、まだまだ弁当の力で薬を売っていました。弁当だけでなく、バイキングもありましたので、まだまだゆるいのでしょう。昔はもっと凄かったらしいですから、想像絶するものです。バイキングも豪華でしたよ。お酒も出るし、本当に勉強会?と思えるものでした。弁当やバイキングがメイン?というくらいの勢いです。
弁当の質は、やはり大手であるほど、高級です。これはどこの地方、都会でも同じです。製薬メーカーによって弁当の予算が決められているのかもしれません。
また余った弁当やお茶は、せこいですが、もって帰ることができたりもします。聞こうとしていた会社の者が欠席でして、といえばくれます。
弁当の予算は、高いものだと3000円とか聞きますから、結構ばかになりません。3つ持って帰れば、1万円です。おかしなことですが、まだまだこのような世界なのです。
そして勉強会に来ているMRの人達。本当にお疲れ様です。仕事だから仕方ないけど、土日とかも勉強会で出席しているとなると、本当営業は大変です。
私も営業やってましたが、家族持つと厳しいかもしれません。営業でうまく時間作って、営業時間中に家族と会うくらいの工夫がないと、会えないのです。
話は少し逸れましたが、弁当会凄まじいです。弁当業界は、確実に業績上がっています。