どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【コラム】経営者は安定を好み、従業員は変化を好む

はい、太郎です。

 

f:id:cometarohpharma:20191213132610j:image

 

今回は経営者と従業員との感覚の違いについて話していきます。経営者は経営と生活の安定を好む傾向にあると感じます。

 

毎年昇給がなくても、1年1年の安定した報酬があれば、落ち着くしよいという考えです。大きな会社ならわかりませんが、自営業に近い職なら、息子娘には安定的なサラリーマンをすることを求めます。それだけ、毎年売上が安定しないということは厳しいのでしょう。

 

逆にサラリーマンは、変化や昇給を望みます。月1万の昇給があれば、それをモチベーションとして日々働きます。

 

経営者としては、安定した業績というのが、すごく資産価値のあることなので、毎月の昇給などほぼ眼中にないのです。しかし、従業員にはモチベーションを保てなければならないので、昇給するということを組み込まれているのです。

 

総額は低くても、昇給があると継続できるという性質をうまく経営者はついているのでしょう。薬剤師はスキルに対してお金を支払われているので、基本的に昇給はないという感じでしょう。

 

昇給がないところは、初めからMAXに近い給与です。しかしどうしても従業員の感覚だと、前年より給与のあがることがやはりよいのでしょう。

 

薬剤師は若いうちから600万は確約されています。昇給はないですが、定年もなく一定してそのお金をもらえることはすごいことだと思います。薬剤師の給与面ではそこが優れているでしょう。

 

しかし、薬剤師として独立すると、1500万くらいにはなりますが、それがいつまで続くかどうかわからない点が恐いです。なので、毎年の昇給などどうでもよいのです。隣の病院がはやらなくなったら終わり。息子さんの代までなく、廃業したら終わりです。結構リスクの高い商売で、隣の病院次第という神頼みの経営です。

 

そうするとどう安定するかが最重要課題でしょう。隣の病院次第ですが、施設と組んでも経営は安定しやすいです。まず安定させることが、経営者の宿命です。