どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師のキャリア】管理薬剤師になって、エリアマネージャーになって、という発想

はい。太郎です。

 

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今回は薬剤師のキャリアに関してです。最近思ったのは、管理薬剤師になってマネージャー職になるという生き方がけっこう自由が限られている予感がしました。

 

これは、昔の発想ですが、課長になって部長になって、将来は安泰という発想から来ているのですが、薬剤師にとっては不安定かもしれません。

 

そもそもどこから安定か不安定かといいますと、自分が家族を持って、将来消費が増えるにつれて、自分の収入が増えていると、赤字にならずに安定だよね。ということです。

 

いろいろこれからの時代の前提が変わってくると思いますが、

そもそも、もう安定という事はないかもしれません。昭和の時代は、皆一律に収入があがり、お金が増えて消費が増えての時代ですが、

いまは、令和の時代。

子供の数も減って、国内だけで言えば経済が縮小していきます。その中で会社もずっとあるかわからない時代で、自分が給与が引き上がるというのはもう期待は出来ないかなと。

 

これからの薬剤師は、いまやっている薬剤師でスキルを磨き、それでどこまでいけるかだと思います。

いろいろ考えましたが、やはり薬剤師のスキル勝負だなと思います。いまは個人の時代になりつつあるので、より一層薬剤師力が問われました。

 

私もちょっと前までは管理薬剤師になって、エリアマネージャーになって、空いたポストに入り込んで高収入を得て、安定していくと思いました。しかしながら、このキャリアの作り方には、落とし穴があって、一回勤務薬剤師にあと戻りすると、登山の入り口まで戻るような感じで、またそこから上を目指さなければなりません。これは他の職種でも同じだと思いますが、管理薬剤師になったら、最低でも管理薬剤師への転職。エリアマネージャーになっていたら、エリアマネージャーへの転職をしないと、すぐ転がります。

 

私も管理薬剤師にはなりました。そして、その職位のままで転職しようとすればエリアマネージャーになれたでしょう。しかし一回、平まで落ちるとまた登らないといけないのです。平の勤務薬剤師からエリアマネージャーや管理職の募集はありません。直近になにしていたかが重要なのです。5年前くらいにエリアマネージャーやってたので、部長職をやります!は駄目なのです。

 

というと自分のライフスタイルにキャリアを合わせづらくなります。

部長職でうろうろ回るのは、給与は安定するでしょう。しかしながら途中で沖縄とか行ってリゾート薬剤師やるんだー。とかはできません。もし勤務薬剤師で始まると、またキャリアを1からだからです。

そう考えると、常に管理職でいないといけないという不安定なキャリアかもしれないのです。家や学費のローンをもし抱えてたとすれば、給与水準は下げられないでしょう。

 

なので、

考えた末に出た結論が

勤務薬剤師並の自由な働き方で、収入を上げるということになるのです。

または、家族など増えても出費を増やさない事です。

 

1つ目の収入の上げ方は、薬剤師が不足している地域にいくか、薬剤師スキルをすごく上げて、講演会などできるレベルにあげることでしょう。勤務薬剤師の収入プラスアルファを狙っていくのです。

そしてもう1つは家族を増えても出費を増やさない。習い事は地域のサークルなど出て、安くやるとか、家賃を安い地域に住んで抑えるとかです。

 

まだまだ

薬剤師のキャリア論、いろいろあると思いますが、これが今のところ、自由な生き方ではないでしょうか?