どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【スキル積み上げ】たくさんの服薬指導よりもたくさんの声を

はい、太郎です。

 

f:id:cometarohpharma:20200104235019j:image

 

今回はスキル積み上げの話です。服薬指導は薬剤師の核となる仕事ですが、どうすればスキルが身につけられるのか。

 

それは患者さんの役に立ったかどうか。それに尽きるでしょう。服薬指導の量をこなすことも重要ですが、いかに患者さんのトラブルや困っていることを解決できるか。解決できた数が仕事になるのです。

 

私は服薬指導をこなすように仕事をしていた時期がありましたが、作業をこなすようで実際の薬剤師的な仕事をしていたという観点ではダメであったかもしれません。

 

大事なのはうまく服薬指導をすることではなく、いかに患者さんの心の声を引き出して患者さんの為になったかどうかです。

 

定型型の指導は要りません。何が困っているかを引き出して、それを解決するのです。

 

たくさんの指導をこなすというところに重きを置くと、より効率のよい指導をすればよいという考えになってしまうでしょう。

 

それではいつまで経ってもスキルアップしないのです。それが気付くには、やはり指導する薬剤師の存在は非常に大切です。

 

その存在なく自分でもよい指導に行き着くことができますが、ベテラン薬剤師の教えがあったほうが断然早いです。自分の気づきなんてほんの少しですから、他の方の導きがあるほうが、より気づきを得られますし、多くのことを学ぶチャンスになるでしょう。

 

患者さんの心の声を聞きつつ、その上で服薬指導をたくさんこなすことで、非常に有用なものになります。

 

服薬指導はたくさん量をこなすの前に、指導する心構えと豊富な知識、患者さんへの思う気持ちが大変重要なものになります。

 

それを意識するだけで、指名が入るようになり、客がつくようになります。客がつくようになれば、信頼の証しなのです。