どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師の実態】医療のはしくれを担う

はい、太郎です。

 

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以前年配の薬剤師の方に薬剤師が活躍できるフィールドは少ししかないと言われていました。確かにいまの薬局の現状では活動できる範囲は少ないでしょう。

 

私たちの世代では、活躍できるフィールドを増やしていくのが、主な役目になります。医療がこれからもっと細分化され高度化されていくので、それに沿うように薬剤師の活躍も広げていく必要があると思うのです。

 

医師の負担がますます増えていくと思われるので、それをカバーするように薬剤師の職域を増やしていく必要があるでしょう。

薬剤師の職域としては、いずれは欧米のように最初の健康窓口として、役割を担うようになるでしょう。しかし、それが数年後になるか、数十年後になるかは分かりません。

 

地域の健康窓口として薬剤師が機能すれば、医師はより専門的なことに注力できるようになるのです。いま医師は、簡単な風邪の診断から高度な専門的な問題まで幅広くクリニックで請け負っています。

これからの時代、老年人口がますます増えるので、一つあたりのクリニックの負担は大きくなるでしょう。それに少しでも薬剤師がカバーできれば、また一歩と薬剤師業界が進めます。

 

以前のブログでも書きましたが、業界が前に進むには、薬剤師個の力なのです。個の力1つ1つが大きくなれば、業界も底上げされ、医療のはしくれ以上に役割を任されることになります。

 

今はまだ、医療のはしくれをすこしやるという具合です。そんなちょっとの労働量で稼いでと批判を受けるかもしれませんが、何も仕事がなく少ないというのはきついことです。役割、仕事をきちんと受け取って、医療に還元していくという実感が薬剤師にとって充実感をもたらします。