どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師の実態】気持ちの変化

はい、太郎です。

 

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今回は薬剤師の気持ちの変化について話していきたいと思います。働いていく過程での気持ちの変化です。

 

まず、入って新人の時は、社会人経験もなく全てが珍しい環境です。いろいろと吸収するのに、毎日が慌ただしくなるでしょう。それは、他の業種なども同じかと思われます。

 

プライベートよりも、まず仕事をしっかりとすることに集中します。それが何年か続くでしょう。

 

一通り仕事を覚えたら、プライベートに少し時間を割くことになります。そうすると、仕事の時間をプライベートに割くので、お金を使うようになります。

 

すると、お金がもう少し増えないかなあと考えます。薬剤師の給与は、最初こそ高いのですが、それ以降は伸びにくい特徴があります。今のところで伸びなければ、転職して給与が上がるか、他の業種にしようと考えます。

 

転職して給与をあげたとしても、同じ悩みは尽きないでしょう。プライベートに時間を割けば割くほど、お金が足りなくなるからです。

 

すると後者の選択をします。薬剤師のスキルはほどほどについたから、若いうちに他の業種も経験しておこうと。

薬剤師の他に自分にスキルがあれば、より高い生産性を持つ人間になると考えるわけです。

 

それを決意して、他の業種にチャレンジするのですが、他の業種はかなり厳しいことに気づきます。そもそも20代後半くらいに違う職種にチャレンジしようとしても、同世代で何年もやっているプロがいるのです。その人に追いつこうと思えば、何年もかけて追いつかなければなりません。

そして、たとえ追いついたとしても、薬剤師の時給にはなかなか達しないことに気づくのです。そして、もう一つ。薬剤師業界がゆるいという理由があって、他の業種や業界にはなかなかうまく入り込めないのです。

 

薬剤師プラス他のスキルを身につけたとしても、経営者が欲しいのは薬剤師のスキルです。他のスキルは要らないのです。薬剤師プラスアルファは無駄に時間を使うだけです。

 

その結果薬剤師のスキルをとことん身につける以外に道はないのです。いえ、薬剤師のスキルを極めることによって、様々な道が開かれるのです。

専門職全てに言えることですが、道を極めれば、自ずとキャリアは広がっていきます。薬剤師を極めた方の話は、貴重で価値があるからです。