どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師の実態】薬剤師の昇給はなかなかレアの可能性

はい、太郎です

 

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今回は昇給の話です。タイトルには昇給はあまりないとは書きましたが、もちろんあります。ただ、皆昇給でコツコツと上がる前に、他に転職してしまうのです。

 

まず昇給があるのは大手チェーン薬局です。ですが、大手チェーン薬局は最初の給与が低めです。中小では転職すれば、一般薬剤師でも600万円の契約も可能です。

大手チェーンでそれを実現しようと思ったら、10年は勤めないと到達できないかもしれません。ですが、大手チェーンはその後も昇給していくので、中小よりも歳をとると多めの給与をもらえます。

 

大手はずっと勤めることによりメリットが享受されるシステムです。

中小ではどうかというと、基本的に給与は、あがりません。正社員で配属しても給与は据え置きです。会社にこれをやってみないかと提案されて、やっと給与交渉できる余地があります。また大手に買収されて、給与が変わる可能性もはらんでいます。

 

中小では実力があれば、買収されたとしても給与交渉できますが、普通のスキルならば大手の1年目からの給与に書き換えられてしまいます。

 

薬剤師はスキル勝負なので、患者さんや他の薬剤師に必要とされるスキルを持っていれば、お金の不安はないでしょう。

 

また頭打ちの話ですが、薬剤師は40代以降、実力がなければ給与は頭打ちです。20代で早々と600万もらっていたが、そのままのスキルだと40代も同じです。安定といえば安定ですが、何か自分で興すなり、役職に就くなりしないとそのままの立ち位置でしょう。

 

実力があれば、大手だろうが中小だろうが、高い役職につき給与は格段とあがります。昇給では給与を上げないというのが、薬剤師の給与アップによく見られることです。