どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【スキル積み上げ】一回無視された患者を糧に

はい。太郎です。

 

f:id:cometarohpharma:20191010143638j:image

 

薬剤師で服薬指導をたくさんしていると、もちろん失敗も多いです。最後まで対応していただける患者さんもいますが、途中で無視してしまう方もいらっしゃいます。

 

一つの言い方をミスしたり、自信がないような言い方をするとすぐにその表情はすぐに患者さんに読み取れて、もはや聞く耳をもたないようになるでしょう。

 

これをカバーするには服薬指導の経験量と知識の多さでしょう。知識の量が多ければ、自信がないような言い方にはなりません。ひたすら勉強して絶対的な自信をつけることが必要です。あとは、今までの経験値です。患者さんがどのような相手なのかというのは、何の薬が出ているかと話し方やしぐさで、だいたいは把握できるようになってきます。そうなれば、その相手にはこのような立ち回りをすればよいというのが、経験上分かるのです。

 

薬局はありがたいことに、よほどの事がない限り、一回患者さんに無視されただけでは、薬局から離れていかないのが特徴です。以前失敗したことを糧に次は成長していることが大事なのです。患者さんも次回成長していれば、大目に見てくれるでしょう。そこまで厳しい方はなかなかいません。1番まずいのは、以前失敗したからと、その失敗を引きずってまた同じ対応をしてしまうことです。

 

対応に自信がなけれは、他のベテラン薬剤師に任せることも一つの手です。全て自分が出来なくても、ほかに頼ることで店が回ればよいのですから、任せられるところは思い切って任せた方が良い風に転ぶことが多いかもしれません。

 

任せている間に自分は勉強をコツコツとして、スキルを上げていくのです。そしてそのスキルを発揮する機会があれば、迷わず出る。失敗したとしても次へと進んだことでしょう。またスキルをつけて、挑むだけです。その積み重ねによって、困難な場面でもすらすらと前へ出ることが出来るようになります。前へ出ることに抵抗がなくなります。

 

そうなれば、周りの信頼も得られることになり、より大きな事を任せられるかもしれません。まずは小さいことからです。薬剤師で言えば、いかに患者さんに満足のいく指導を出来たかどうか。薬学的で専門的なことを、平易にお伝えすることができたか。まずはこれをどの患者でも淡々とできることが課題です。そしてそこで大事なのは、失敗したとしてもまた継続すること。辞めないで継続することが、成功への歩みなのです。