どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【スキル積み上げ】薬の知識から服薬指導へ

はい太郎です。

 

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今回はスキル積み上げの過程をお話ししていきたいと思います。

 

私が経験した手順として、まず薬の知識に詳しくなる。その後服薬指導に活かすという流れです。

書くと単純ですが、一つ一つの流れは身につくまでに時間がかかります。

 

まず薬の知識。これはインプットの作業でひたすらコツコツやるしかありません。毎日の継続した勉強が必要です。それを何回も反復することで、薬の知識が定着します。

 

しかしそれでは実戦では活かせません。薬の知識はコツコツと勉強しましたが、それをいきなり人に話すというと話はまた別なのです。

 

人に指導するというのは、座学よりも現場に出て揉まれる以外ありません。ここが1番時間がかかるでしょう。それに専門職なので、常に高いレベルを求められます。頼まれた時に、よいパフォーマンスを出さなければ、すぐに戦力外になります。

 

すぐに戦力外になるところは、レベルの高いところでしょう。レベルの高い人も多く、レベルアップが見込まれますが、うまくはまらなければ、すぐに居場所がなくなり精神が蝕まれます。そして、自ら辞めるようになります。私はレベルの高い薬局に勤めましたが、最初はきつかったです。這い上がる手段がなく、どうしたらうまくいくのか悩んでもがく日々でした。

 

1年経ってようやく軌道に乗ったイメージです。そこまで持てばの話ですが。軌道に乗れば、飽きずにレベルアップが見込めるでしょう。

 

しかしながら、未経験者などは、レベルの低い薬局の方が継続できる気がします。

レベルの低い薬局はそもそもレベルが低いので、免許さえあればすぐに即戦力になります。周りのレベルも低いので、求められることも少ないです。知識はそこまで求められてないので、未経験でもやっていけます。

 

しかしながら、もちろんデメリットもあります。まず、レベルが低いので、知識の伸びはそこまで見込めないでしょう。ある程度で頭打ちになります。そして、周りもレベルが低いので飽きが早めに来ることもデメリットです。

そうなると、ただ薬局に行って、帰ってきて寝る。の生活が待ってます。お金はもらえますが、スキルアップを目指すならある程度で引き上げる必要があるでしょう。

 

また、天狗になるのもデメリットです。レベルが低いところで1番になるのは確かに生きる上で重要なことですが、そこでずっと生きる以外では天狗になるのはやめましょう。それ以外の薬局に移ったとき、レベルの低さと天狗で即戦力外になります。

 

あと最後にレベルの高い薬局と低い薬局の見分け方です。

一般の方が見分けられる手段としては、数の確認で終わるかどうかです。紙に書いてあることしか述べない薬局はほぼレベルが低いでしょう。レベルの高い薬局は、薬を飲んだらどのような結果になるかを、医師の処方権を破らない程度にうまく伝えてくれます。