【薬剤師の将来性】薬局の機械導入の必要性
はい、太郎です
今回は薬局の将来性について述べていきます。いろいろな薬局を見て回りましたが、やはり機械の必要性をものすごく感じます。
1番必要性を感じる理由としては服薬指導に薬剤師が集中できることです。機械があるのとないのでは、断然違います。
調剤のピッキングは不必要とは言いませんが、もし欧米に肩を並べようとしたら、服薬指導、さらには処方提案まで踏み込まなければなりません。
機械により浮いた時間を、薬剤師の信用力上昇とスキル向上にあてるのです。これを実施しているのは大手のチェーン調剤薬局です。チェーン調剤薬局は、薬価差益が大きく、生産性が高いです。ですが、出世のシステムによりなかなか有能な人材というのが現場から離れる傾向にはあります。
中小の薬局では、地域密着型の薬剤師、または現場重視の熟練度の高い薬剤師が在籍している傾向にあります。本来の薬剤師の強みはそこです。その人の地域柄も含めた総合的な提案ができる薬剤師が強いし、勧められるのです。ですが、機械導入による資本がないので、全てアナログ作業です。人材がすごいのですが、設備が整っていないので店としての将来性は低いのです。
これがいま薬剤師業界の抱えてる、業界が向上しない問題の一つです。大手は転勤ができる薬剤師が給与が高いので、地域に根付かない。中小はそもそも設備投資が低い。
そして薬剤師の立場からしたら、キャリアアップとスキルアップは結構相反しているのです。薬剤師としてのキャリアアップは統括マネジメントする立場にいくことが多いですが、薬剤師としてのスキルアップは、平の薬剤師が1番適しているのです。
大手の資本力をうまく中小につながることができれば、少しは前へ前進するかもしれません。機械化は来るべき未来でしょう。そして薬剤師はスキルをかなりつけて、医師とディスカッションできるレベルにいくことです。
そのためにブログを通じて指導書なども作成したいですが、それは当分先の未来かもしれません。