どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【薬剤師の年収】薬剤師は男性の方が年収が高くつきやすい

はい、太郎です。

 

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今回は年収の話です。ズバリ、スキルうんぬんよりも男性の方が高い年収が出やすいです。大手チェーンは等級に基づいて給与が決められていますが、中小チェーンの場合は、言い値で年収が決まります。

 

なぜ男性の方が年収がでやすいというと、薬剤師の男性は辞めにくい傾向にあるからです。と説明すると非常に分かりにくいですが、そもそも薬剤師の女性はかなりの確率で辞める傾向にあります。

 

なので、辞めるつもりはないスキルの高い薬剤師でも、女性はあまり給与が高くつかない傾向にあるのが、不思議な業界なのです。そもそも薬局業界の男性というのは、中小薬局にとっては貴重な資源です。大手チェーンではキャリアプランや長く勤める体制がしっかりなされていますが、中小チェーンでは全くありません。契約した給与をずっと変化なくもらうだけです。

 

なので、これからのキャリアなどを会社で考える男性にとっては、魅力的ではないでしょう。中小チェーンでは自分の力でキャリアを切り開くしかありません。その変わりにスキルに対しての給与が高いのです。

 

感覚的に中小チェーンに勤める男性は少なめでしょう。なので競争率は低く、給与が高くでやすいのです。女性の場合は、結婚出産などのライフスタイルの変化のリスクがあるため、中小チェーンは給与を出し渋る傾向にあるのです。

 

私は中小チェーンの薬局に勤めていますが、昇給はなくキャリアも固定されています。自分で今後どう進むかを切り開かなければなりません。中小チェーンは穴場ではありますが、リスクもあるのです。

 

大手チェーンも勤めましたが、競争が激しく社内政治も必要です。そこは企業と似ているところがあるでしょう。私は競争するのを避けて中小チェーンに入社しました。その選択が正しかったかはわかりません。

 

しかし一つ言えることは、競争が少ないところに身を置くことは、潰れるリスクが少ないということは言えます。牛後か鶏口かどちらがよいかという議論はよくありますが、私は断然鶏口派です。

 

鶏口で仕事ができるようになるのが、やはり成功体験になるからです。