【薬】お茶で薬を飲んでよいのか
はい、太郎です
今回は薬に関してです。
割と問い合わせがこの内容。お茶と一緒に飲んでよいかどうかです。
おそらくですが、お茶なら大丈夫じゃないの?という感覚なので、問い合わせが割とあるんだと思います。酒とかコーヒーで飲むのはなんだかはばかれるので、おそらく質問はあまりこないのだろうと。
結論から言うと、お茶にもカフェインが入っているので、やはり薬を飲むのにお茶は避けたほうが良いでしょう。もちろん、影響のない薬もありますが、お茶で薬を飲む癖がつくと、相互作用でバッティングしてしまう可能性があります。
眠剤や鉄剤などが代表的なもので相互作用があるでしょう。
薬剤師側としては、お茶で飲んでもよいですよ、と言ってしまうと、いざ相互作用があったときに、薬剤師の責任を問われます。なので、責任を回避する言動として、お茶で飲むのは避けましょうという回答になるのです。
実際問題、そこまで影響はないと思います。鉄剤も吸収が悪くなるということで、眠剤もカフェインによって、薬の効きに影響するというぐらいです。外出先でお茶しかなければ、そのお茶で飲んでもらっても実際問題はないでしょう。
しかし、薬局で服薬指導すると、回避してくださいになるのです。これは、以前もブログで話しましたが、サービス業としての側面もあります。なので、バカ正直に事実を伝える医療機関というより、いかに気持ちよくクレームなく店を運営できるかというほうが強く傾いているのです。
そうすると、あまり踏み込むことのできない指導になってしまうのです。本当に踏み込むためには、あとは仲良くなる以外ないでしょう。薬剤師も初対面の見ず知らずのひとには、無難な回答しかしないのですが、仲良くなると、ここだけの話というものも薬剤師が教えてくれると思います。