どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

〜 そして薬剤師業界の勃興へ〜

【フリーランス】ヤブ薬剤師と言われる日

こんにちは、帰ってきた太郎です

 

今回は、ヤブについての話です。よくヤブ医者ヤブ医者と言いますが、ヤブとはどういう意味なのでしょうか。

 

これは一説ですが、野巫〔ヤブ〕という、呪術などで医療を行うものが各地にいました。それを藪という漢字の当て字として藪医者が産まれました。

 

今ではよくハリボテの医者という意味で使われています。点数の為に医療行為をしたり、全く違う診断をしてしまう医師のことです。

 

ヤブ医者とはよく聞きますが、ヤブ薬剤師は耳に入りません。

〔あそこの薬剤師ただ薬渡すだけで専門的な事しないよね?〕とは言われません。

 

これがよいと取るのか、よくないと取るのか。私は歳をとればとるほどよくないと捉えると思います。

 

若いときは、責任は医師に任せて薬剤師はその間で稼げばいいよ。と思う人もいるかもしれません。

 

歳をとると価値基準がお金ではなくなってくるので、金は責任があまりなくて稼げているけど、このままでよいのだろうか?と思うようになります。

 

お金の話をすると長くなりますが、お金はご飯さえ食べる金があれば、あとはどうにでもなります。

 

ヤブ薬剤師と呼ばれるようになれば、それだけ期待されているということです。責任を持って仕事をすることがぐるっと一周して恵まれているのです。

 

一回服薬指導で患者さんの疑問点をうまく答えられなかった方がいました。結局その後、他の薬剤師に助けられましたが、、

そして月日が経って、またその答えられなかった患者さんに服薬指導することになりましたが、もう疑問点はぶつけてくれなかったのです。

 

この話でいいたいことは、技能のある薬剤師に客がつくということではありません。服薬指導がうまくいかなかったにもかかわらず、薬局には来店してくれるのです。

 

私が少ししくったところで、薬局には来るのです。病院はそうはいきません。しくれば、もう行かないでしょう。

 

ヤブ薬剤師と言われないところは、この話の内容につきます。まだまだ患者が薬剤師に期待しているところが少ないのです。

 

私も含めて技術経験ともに低い薬剤師が精進して、業界自体を1つの医療業界として立ち上げなければなりません。

 

20、30年後くらいの私が引退するくらいのころには、薬剤師業界が医療の中で1つ独立するくらいになってほしいです。

 

 

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