どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

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【地獄の薬剤師営業】太ってしまってもなんとかなるが、精神はなかなか戻らない。

はい。次郎です。

 

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今回は営業時代の話です。

タイトル通り、精神状態は簡単には戻せないということです。私も危なかった。。

私は営業時代に相当精神を削られましたが、なんとか薬だけは飲まず、その場を離れることができました。

 

私の実体験だと、完全に戻るまでは7.8ヶ月かかりましたね。半年でだいたいもう大丈夫というくらいです。

 

精神が削れていた時は、夢で死ぬことばかり考えていましたから、やはり今思えば尋常じゃなかったですよ。

そんな状態ですから、もちろん心療内科には行きました。

 

 

診断は、問題なし。

全く正常な状態ではなかったとは思うのですが、それでも病的ではないと精神科医はいうのです。

 

それで思ったことは、

うつ病と診断される人は、かつての私以上に進んでいるということ。私ですら半年以上戻るのにかかったのに、それ以上の症状なら、正常な生活をするのにどのくらいの期間を要するのでしょう。

 

この症状の怖いところは、自分は普通で問題はないと思っているところです。ですが、周りの方から見たら、やはり異常にみえるのです。何かに取り憑かれていたり、狭い視野でしか物事を見られなくなっているように、周りからは見えるのです。

 

しかしながら、自分はよい方向に進んでいると感じている。というかそう思いたいのです。なので、自分が病的だとはこれっぽっちも思わないし、思いたくもないのです。

 

今思えば、その時の状況を客観的に見れるとすれば、すぐに他人の言葉に過敏になっていたと思います。自分に余裕がなく、自分は大丈夫だと思い込みすぎて、他の方の助言も何も聞きたくないのです。

 

そして我が道を突き進んだ先には、病魔です。これは実体験ですから、ほぼそのような道を進むでしょう。

このループに陥ったら、どこかで断ち切るしかありません。いまの環境のどこかしらを捨てるのです。独身なら、全て捨てて、沖縄などに移住してもよいかもしれません。

 

私の場合は、すぱっと仕事に行かず終えました。辞表は速達で送り、サヨナラです。

無責任といえば、無責任ですが、まあそのような精神にさせた会社も会社ですから、何も未練もありません。

 

【挫折ポイント】お局薬剤師の仕打ち - どん底薬剤師の這い上がり@帰ってきた太郎

この記事も参考に

 

 

私はその後新しい仕事に就くのに1ヶ月かかりました。

その時思ったことは、仕事より自分の体です。自分の体より大事なものはありません。変な使命感を持って、無理して仕事を続ける必要はないのです。体を壊したら、仕事も出来ません。まず自分の体が一番重要です。

 

精神の病魔は怖いです。私が身をもって思い知らされました。サイレントキラーとはまさにこのことです。